「ドミトリーってどんな宿？」
旅行や出張の際、予算を抑えたい人や新しい体験を求める人に人気の宿泊スタイルです。
でも、「相部屋ってどんな感じ？」「清潔感は大丈夫？」「荷物や貴重品の管理はどうするの？」など、初めて利用する人にとっては不安も多いですよね。
そこで今回は、ドミトリーの基本から、ホテルや旅館との違い、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
料金の安さが魅力のドミトリーですが、共用スペースの使い方や荷物管理のコツなど、注意したいポイントも盛りだくさん。
さらに、利用を楽しむための実践的なアドバイスもご紹介。
ドミトリー初心者でも安心して利用できるようになる情報が詰まっています！
素泊まりで気軽に旅行を楽しみたい人、
自由度の高い宿泊スタイルに興味がある人、
ぜひチェックしてみてください！
１．ドミトリーとは
ドミトリーとは、複数の人が共同で生活する相部屋タイプの宿泊施設を指します。
元々は「合宿所」や「寮」という意味で使われていました。
一般的に、一部屋に複数のベッドが設置され、それぞれのベッドが個々の寝床となります。
リビングルーム、キッチン、バスルームなどの生活スペースは共有されることが多いです。
バックパッカー、海外からの旅行者、ノマドワーカーなど、予算を抑えつつ新しい体験を求める人々に特に人気があります
２．他の宿泊施設との違い
旅館、ホテル、ビジネスホテルとの違いを見てみましょう。
一番の違いはなんといってもその料金の安さですね。
| 料金相場 | 清潔感 | サービス | セキュリティ | |
| ドミトリー | ◎ 2,000〜5,000円 | △ | ◯ | ✕ |
| 旅館 | ✕ 10,000〜20,000円 | ◎ | ◎ | ◎ |
| ホテル | △ 18,000〜20,000円 | ◎ | ◎ | ◎ |
| ビジネスホテル | ◯ 6,000円〜100,000円 | ◯ | ◯ | ◯ |
３．ドミトリーの特徴
先ほどの一覧比較表をもとに、ドミトリーの特徴を見ていきましょう。
１．料金
ドミトリーの魅力はなんといってもその安さです。
他の宿泊施設は平均10,000円ほどかかるのに対し、
ドミトリーなら50,000円に抑えられます。
場合によっては2,000円台と宿泊できるところもあります。
1万円の宿を5,000円のドミトリーに変更するだけで5,000円も浮いちゃいます。
5,000円もあればちょっと良いお店でディナーなんてことも。
浮いたお金を観光費にあてて贅沢な経験ができちゃいます。
２．清潔感
ここが特に気になるという方も多いのではないでしょうか。
結論、清潔感に欠けるところが多いです。
というのも、宿泊客の9割は外国人です。
洗わず洗面所に皿が置きっぱなしであったり、
夜飲み力したお酒やおつまみがそのままなところもありました。
これについてはドミトリーによって異なってきますが、共通していることが。
それはトイレで靴を履き替えずに入る外国人客が多い！
何十回といろいろなドミトリーに止まってきましたが、
どこにいっても見かけました。
海外ではそもそも靴を履いたまま過ごす文化です。なので
「部屋履き＝トイレも許容エリア」
と思い、履き替えていないのだと個人的に予想してます。
なので、必ずどこでも内履きスリッパを履いて過ごすことをおすすめします。
裸足、靴下での生活はあまりおすすめしません。
また、共有キッチンも人によってはかなり雑。
泡残りであったり、食材かすの散らかりだったりがあることも。
（もちろん各地のドミトリーによって異なります。）
几帳面な人は苦手かもしれませんね。
苦手な方は外からテイクアウトして食べるのがおすすめです。
３．サービス
ドミトリーは基本全てがセルフサービスです。
アメニティも必要最低限です。
| ある | ない |
| ドライヤー シャンプー ボディソープ | タオル はみがき 寝間着 スリッパ 充電器 |
自分で用意するものが増えるため荷物が増えてしまいます。
一方で他にはない素敵なアメニティ（？）があります。
それがキッチン周りです。
バックパッカーなどは長期間滞在するため、自炊する人も多いです。
そのため、自炊するための設備は他の宿泊宿よりも充実しています。
・冷蔵庫
・包丁
・まな板
・はし、スプーン、フォーク
・多種多様なお皿
・コップ
・マグカップ
・電子レンジ
・オーブンレンジ
・IHクッキングヒーター
・調味料
食にこだわりのある人や、食費を浮かせたい人には嬉しいですね。
４．セキュリティー
ドミトリーではセキュリティーも自己管理。
キッチンもベットルームもほぼすべてが共有エリアです。
そのため、正直いつでも盗まれる可能性はあります。
ですが！さすが日本というべきか。
私も過去数十回ドミトリーを使っていますが盗難にあったことはありません。
それでもやはり怖いので、ご自身で貴重品、荷物はしっかり管理しましょう。
おすすめの管理方法はこちら↓
・財布、スマホは常に持ち歩く
・キャリーケースは鍵付き、エアタグをつける
・キャリーケースは共有エリアなら奥の方に置いてとりづらくする
・ベッドに余裕があればキャリーケースを持ち込む
・ロッカー、セキュリティボックスがある場合は使う
また、24時間出入り自由なところも多いです。
なので、夜遅くまで飲んで帰って寝て出発するという素泊まりスタイルにはおすすめです。
４．まとめ
いかがでしょう。
改めて、ドミトリーのメリット・デメリットをまとめてみましょう。
メリット
・とにかく安い
・キッチンが充実している
・24時間出入り自由なところが多い
・他の宿泊客と交流できる（主に外国人）
・素泊まりにちょうどいい
デメリット
・清潔感は他の宿に劣るところが多い
・セキュリティが甘い
・日用品系アメニティが少ない
ドミトリーはなんといってもその安さが魅力です！
浮いたお金でいつもよりちょっと贅沢な観光にすることもできます。
サービスやアメニティ、セキュリティは他の宿に劣ることも多いですが、しっかり対策すれば問題ないです。
むしろ好きなように生活できるので自由度は高いです。
最近は友達と予約できるところも多いので、初心者の方は友達との旅行で使ってみるのもおすすめです。
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